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プロ野球、長梅雨で新たな「3密問題」 観客がコンコースで雨宿り、売店で酒盛りも

 プロ野球の新型コロナウイルス対策に、異例の長梅雨が新たな“3密問題”をもたらしている。

 27日の第12回「新型コロナウイルス対策連絡会議」で問題視されたのは、スタンドから雨宿りできる場所に移動した観客が「密閉・密接・密集」の3密をつくり出している状況。専門家チームの愛知医科大学大学院・三鴨廣繁教授は「対応を考えないといけないと強く思いました。雨を避けるため、どうしてもコンコースに人が集まる。係員にお願いして、スタンドから出る人数を制限しないと、3密は回避できないのでは」と対策の必要性を強調した。

 26日のヤクルト-巨人戦(神宮)では、降り出した雨を避けるようとコンコースに集まった観客の一部が、売店で購入したビールやサワーで酒盛りをする光景も。換気のよくない屋内で、近い距離で酒を飲みながら、会話で盛り上がる-。感染リスクがてんこ盛りだ。

 球場関係者は「コンコースで雨宿りするのは当たり前。私見ですが、雨が降ったら飲食の販売を停止するべきかも」と話す。せめて飲食ができなければ、みだりにマスクを外す状況も防げる。雨が降っても3密の環境に避難しなくて済むよう、「カッパやポンチョと、荷物をぬらさないための袋も配らないといけないかも」と同関係者。感染の再拡大に加えて、梅雨明けも8月までずれ込みそう。雨の日の球場観戦には、より一層の警戒が必要だ。 (片岡将)

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