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“玉ねぎ”もコロナ対策OK 武道館、建設以来の大規模改修

 あの“大きな玉ねぎ”で新型コロナウイルス退治だ。東京五輪・パラリンピックで柔道や空手の会場となる、日本武道館(東京・千代田区)増改修工事竣工式が29日、公開された。

 1964年東京五輪で柔道の会場として建設されて以来の大規模改修。いす席やトイレの増設、耐震、防災の強化などが図られた。工事費は非公表だが「100億円まではいっていない」と関係者。これを国、東京都、組織委員会、武道館の4者で分担する。夜のライトアップも可能になり、点灯式は9月29日。省エネを念頭に、黄金色のLEDの電気代は「1時間で100円弱」という。

 爆風スランプの名曲で「玉ねぎ」と呼ばれたトレードマーク、屋根のてっぺんの「擬宝珠(ぎぼし)」も密かに大変身。玉ねぎの下に通気口が設けられ、室内の換気が大幅にアップした。設計担当者は「決してコロナ対策でやったわけではなかったのですが、よかったです」と笑顔だった。(久保武司)

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