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苦闘続くJリーグ… J2の試合が開始1時間半前にコロナで中止、検査機会の見直し検討も

 明治安田生命J2で、2日の第9節大宮-福岡戦(NACK)が開始1時間半前に急きょ中止。福岡の選手1人に新型コロナウイルス陽性の疑いがあり、試合開始までに濃厚接触者の特定が不可能と判断された。

 Jリーグ、大宮、福岡の3者が中止決定後、緊急の合同会見。福岡では先月27日にスタッフ1人が陽性と判定されているが、川森敬史社長(54)は「今回疑いの出た選手と濃厚接触はなかった。どこで感染したかはわからない」と話した。

 前日1日には、U-19(19歳以下)日本代表候補合宿に集合した全選手を検査した結果、J2町田FW晴山岬(19)に陽性反応。5日までの予定だった合宿は即中止された。ただ、保健所が町田には濃厚接触者がいないと判断したため、この日の第9節京都戦(サンガS)は予定通り行われた。

 今後も感染者が出た場合、試合開始までに濃厚接触者が特定できない場合は中止の措置をとる。J1でもすでに先月26日の第7節広島-名古屋戦(Eスタ)が中止されたが、今月から週2回の連戦が本格化する。毎節中止が続出するリスクが高まり、Jリーグは検査機会の見直しなどの対応策について「大至急、検討に入る」(村井チェアマン)。苦難を乗り越えリーグ再開後も、コロナとの苦闘が続いている。 (編集委員・久保武司)

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