記事詳細

またか…日大ラグビー部で部員暴行 元ヘッドコーチ、未成年に飲酒強要も

 またというべきか…。日本大ラグビー部で元ヘッドコーチの40代男性が部員の頭につまようじを刺すなど暴行を繰り返していたことが5日までに部関係者への取材で分かった。男性は「一身上の都合」ですでに辞任している。2年前のアメフト騒動の後、田中英寿理事長は「学生ファースト」の理念を打ち出していたが…。

 関係者によると元ヘッドコーチは昨年、未成年の部員に飲酒を強要したり、熱いヘラを体に押しつけたりした。ラグビー部の第三者委員会が調査した結果、暴行の事実が認定されて懲戒処分が相当とされたが、今年3月に本人からの辞任の申し出を受け入れた。選手らに謝罪したという。部は大学側に経過などを随時報告していた。

 関東大学リーグ戦1部のラグビー部は2019年度シーズンに2位と躍進し、その後の全国大学選手権でも8強入り。一方、今年1月には部員が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、今回調査に当たった第三者委員会はこの事件を契機に設けられた。

 日大では18年にアメリカンフットボール部の悪質反則問題で大学部活動のあり方が社会的な議論となった。