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【福島良一 メジャーの旅】大谷は来季も二刀流! “26年越しの夢”を託すマドン監督 (1/2ページ)

 投打の二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平投手(26)が右前腕屈筋回内筋痛と診断された。今季の投手復帰が絶望的となり、米メディアでは打者専念論が再燃。だが、本人は二刀流継続への変わらぬ思いを示した。

 ジョー・マドン監督も「彼は依然として二刀流選手だ」と語り、来季再び二刀流に挑戦させることを明言。以前に「(現役最高選手の同僚)トラウトと同じ」と絶賛した類いまれな才能に賭ける。そこに伝説の兼業プレーヤーへの想いを感じた。

 その名はボー・ジャクソン。1986年ロイヤルズに入団し、翌年NFLのレイダーズとも契約。本人は「大リーグが本業、フットボールは趣味」とし、夏は野球、冬はアメフトの選手として活躍。史上空前の兼業プレーヤーが誕生した。

 野球で打っては超特大ホームランを放ち、守っては外野フェンス手前から本塁へダイレクトの好返球。フットボールでは91ヤードの独走タッチダウン。史上初めて両方のオールスターゲームに選出され、大リーグの球宴ではMVPに輝いた。

 しかし、91年にフットボールで大腿(だいたい)骨骨頭壊死(えし)という重傷を負い、現役続行を断念。ロイヤルズからも再起不能と診断されて解雇。その後、2度の手術を経て93年ホワイトソックスで奇跡的にカムバック。だが、それも長く続かなかった。

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