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【江尻良文の快説・怪説】パ・リーグ「アメリカ進出」でセ・リーグの没落加速!? 「頼みの綱」観客動員もコロナ禍で大ダメージ (1/2ページ)

 交流戦や日本シリーズで毎年、パ・リーグに力の差を見せつけられているセ・リーグ。優位をアピールできる唯一のよりどころも、コロナ禍で消滅の危機だ。

 「パ・リーグ史上初! アメリカでパ主催試合のLIVE放送が決定」。パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は10日、米国スポーツ専門チャンネル「For the Fans(FTF)」と、米国内での2020年のパ・リーグ主催試合の放送に合意したと発表した。

 これまで台湾、韓国で生中継はあったが、「米国進出も常に機会をうかがっていた」とPLM。FTF側は「1日3試合の放送を通じ、米国のスポーツファンにパ・リーグ、そして選手たちの素晴らしさを思う存分鑑賞し、味わってもらえるでしょう」と語る。200試合以上の公式戦が生中継される予定だ。

 放映権をPLMで一括管理するパ・リーグならではの海外進出。6球団バラバラのセ・リーグではこうはいかない。それでも遅まきながら、今季は初めてリーグ公式戦の特別協賛社として株式会社JERAと3年契約。危機感の表れだろう。

 7年連続で日本一の座をパ・リーグに奪われ、昨年はソフトバンクに4連敗した巨人・原監督が「セ・リーグもDHを導入しないとパ・リーグに勝てない」とお手上げ宣言。それでもプロ野球は興行だから、セ・リーグ側は「入場者数はまだまだ大きな差がある」と変わらず優位にあることをアピールしていた。

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