記事詳細

待ちに待った夢舞台!「甲子園交流試合」だけど… それぞれの代表が抱える地域事情と温度差 (1/3ページ)

 中止になった今春の選抜高校野球に選出されていた32校が招待され、1試合ずつ戦う「甲子園高校野球交流試合」が10日、開幕した。新型コロナウイルスの影響で夏の大会も中止となり、これが今年唯一の夢舞台。感染状況は地域によって差があるが、関東、山陰、四国、九州と各地から集った第1日の出場4校は、それぞれの事情を抱えながら聖地の土を踏んだ。 (塚沢健太郎)

 【第1試合】花咲徳栄(埼玉)3-1大分商(大分)

 今大会は北海道、東北以外のチームは、甲子園までバスで移動と発表されていたが、花咲徳栄、大分商ともに新幹線で快適に甲子園入りした。

 宿泊先は例年の2人1部屋が、今年は1人1部屋に。「1週間前から使っていない状態の3、4階を貸し切りにして、準備していただきました」(大分商・長吉勇典部長)と大会側は万全を期した。

 スタンドに応援団や吹奏楽部などは入れず、応援できるのはベンチ入りできなかった選手と家族だけ。球場入りや試合後のインタビューの動線も例年とは違い、「(雰囲気は)ちょっと独特でした。流れがわからないところがありました」(花咲徳栄・村上直心部長)と常連校でも戸惑った。

 各都道府県の高野連は今夏、地方大会の代替大会を独自の方式で開催している。この試合では、代替大会の影響を受けた両校ナインのテンションの差が如実に出た。

関連ニュース