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【清水満 SPORTS BAR】広島・森下、ヤクルト・小川、中日・大野が熱投! “灼熱地獄”の中で魅せた先発投手の醍醐味 (1/2ページ)

 コロナ禍に加え、日本列島は灼熱地獄…。昨日(17日)、浜松では観測史上最高タイの41・1度を観測した。35度以上の猛暑日は全国至る所で記録している。気が滅入る。そんな環境でも奮闘するプロ野球人の姿に魅せられた。

 先週金曜日(14日)、広島・森下暢仁が阪神戦(京セラドーム)で、今季新人一番乗りの完封勝利。2安打、12奪三振、無四球の快投だった。続く土曜日(15日)、ヤクルト・小川泰弘がDeNA戦(神宮)でノーヒットノーラン。プロ野球史上82人目の快挙である。

 さらに日曜日(16日)には、中日・大野雄大が巨人戦(東京ドーム)で完投勝利。今季、3試合連続完投である。

 やっぱり先発投手が最後まで投げ切ると試合も引き締まる。投げ切った瞬間、当人たちも最高の笑顔を見せていた。同じ勝利でも、救援陣に任せてベンチで待つより達成感は大きいはず。これぞ投手の醍醐味である。

 今季、セ・リーグは292試合、パ・リーグは298試合消化したが、完投試合はセが15試合、パが5試合。西武は48試合消化して「0」…。その完投数の少なさに寂しさを感じる。

 プロ野球黎明期の1947年、別所昭(南海)が47完投という記録を残した。肩を酷使した時代である。昭和最後の88年には、10完投以上の投手がまだ両リーグで18人いたが、昨季の両リーグ最高は大瀬良大地(広島)の6完投だった。

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