記事詳細

【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】高校野球でも増えたけど…プロでは通用しない150キロ、大事なのは「球質」 (1/2ページ)

 今季のプロ野球では、160キロを超すスピードボールをよく見るようになった。高校野球でも、「最速150キロ右腕」という投手が何人もいた。

 僕が若いころは、プロでも140キロ台後半を出す投手は1人か2人。昔と比べると体は大きくなっているし、練習方法も時代とともに進化しているから、レベルは上がっている。一方で、スピードガンの性能がよくなり、数字がアップしているとも聞く。

 でも今は150キロを出しても打たれてしまう。速い球も見続ければ、打者が慣れてくるからだ。「1、2、3」のタイミングで狙えば打てる150キロはなんてことない。

 「速い」と感じるのはスピードガンの数字よりも球のキレ。僕の現役時代はソフトバンクの杉内(現巨人2軍コーチ)、DeNAの三浦(現2軍監督)は145キロぐらいだったけど、速く感じた。

 プロで戦っていくうえで大事なのは球の質だ。150キロは出るのに、通用しない投手がたくさんいる。140キロ台でも、球のキレとコントロールがよく、緩急、腕の振り、強弱でタイミングが合わない球を投げれば、プロでもやっていける。

 僕は6年前、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)というバラエティー番組で、300キロのバッティングマシンと対戦したことがある。

関連ニュース