記事詳細

巨人・坂本「2000本安打」の行方 コロナ禍に打撃不振追い打ちで“難産” (1/3ページ)

 榎本喜八が1968年に31歳7カ月で達成して以来、半世紀以上も破られていない最年少2000安打。巨人・坂本勇人内野手(31)の記録更新への挑戦は、コロナ禍による開幕延期にも泣かされて先月下旬に終わりを告げた。さらに極度の打撃不振により、現状の安打ペースは今季中の大台到達を逃すまでに鈍化している。12月に32歳の誕生日を迎えるため、年少記録歴代2位の張本勲氏(80)の32歳2カ月を上回ることも難しい情勢だ。

 坂本は19日の阪神戦(東京ドーム)で1安打。これでようやく今月の安打数を2ケタに乗せた。今季は2000安打まで「116」からカウントダウンを開始したが、シーズンの4割を消化した時点でまだ「77」。現状の安打量産ペースでは残り71試合では届かず、通算1980安打で今季終了を迎える計算だ。

 球団は今季、東京ドーム内に坂本の偉業達成までの過程を盛り上げるモニュメントを設置。一塁側内野席から右翼席へと続くコンコースの壁一面を、現在の通算安打と同じ数の公式球で埋めていき、2000個を目指す企画だ。さらに開幕に合わせて、安打数をカウントアップしていく記念グッズ「HAYATO-METER」(税込1650円)も発売。今季中に2000安打が達成されない展開など、予想だにしなかったはずだ。

 昨季は打率・312で40本塁打。巧打にパワーが加わり、打者として新境地を開いたかに思われた坂本。だが今季は・227、9本塁打と大きく数字を落とし、月別打率も悪化の一途で8月は2割にも届かない。一体、何が起きているのか。

関連ニュース