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【プロキャディーXのつぶやき】ニューヒロインが生まれる女子ツアーがうらやましい! (1/2ページ)

 ニューヒロインの誕生だ。ツアーデビュー2戦目の笹生優花(19)がNEC軽井沢72ゴルフトーナメントを制した。それも最終日にトーナメントレコードタイの63をマークし、2位の若林舞衣子、藤田さいきに4打差を着けてのブッチギリVだった。

 日本人の父とフィリピン人の母を持ち、ゴルフは8歳から始めた。ゴルフ環境の良さを求めて小学3年時に母の実家のフィリピンへ単身で移住したという。そんな幼い時から「宮里藍さんのようなプロゴルファーになる」と意志を固めていたなんて凡人とはやっぱり違う。

 11歳から頭角を現し、アマチュアトップ選手として世界を渡り歩き、14歳で出場したフィリピン女子ツアーでは並み居るプロを抑えて優勝を飾った。18年「アジア大会」の女子個人戦で金メダルを獲得するなど目覚ましい成績を残している。

 巡った国は米国、カナダ、東南アジア、豪州など16カ国を数えるそうだ。日本語、フィリピン語(タガログ語)はもちろんのこと、英語、韓国語、タイ語の5か国語を使い分ける語学堪能な才女でもあるのだ。

 最終日の赤いポロシャツと黒のパンツは、あのタイガー・ウッズの最終日の勝負服と同じコーディネート。距離を出したい時にはドロー、ポジショニング優先の時にはフェードを打ち分け、グリーン上ではラインを読み切り、繊細なタッチでパットを沈める。まったく穴がない完成されたゴルフは、次代の賞金女王間違いなし。俺にはウッズではなく、現役時代バリバリに強かったフランキー・ミノザの女性版に見えたのだ。