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阪神・福留“大不振”でちらつく去就問題 鳥谷の二の舞い阻止せよ! 「将来の監督候補」と首脳陣の意思疎通は必須だが… (1/3ページ)

 阪神は26日の中日戦(甲子園)で11得点で大勝したが、極度の打撃不振にあえぐ福留孝介外野手(43)に出番は来なかった。シーズン折り返しに差し掛かっても、打率1割台に低迷する球界最年長の大ベテランに対し、球団も功労者にふさわしい引き際を真剣に考えていく必要がある。まして、ちょうど1年前の8月26日に去就問題に火が着いた鳥谷敬内野手(39)は、大騒動の末に球団が用意した花道に背を向けて退団。ロッテに移籍している。「将来の監督候補」と位置づける幹部候補生の処遇で、2年続けて同じ轍を踏むわけにはいかない。 (山戸英州)

 阪神移籍8年目の大ベテランが窮地に立たされている。昨季は打率・256、10本塁打、47打点と健在ぶりをアピールしたが、人工芝の球場が続いた際は足腰への負担を考慮されてベンチスタートだった。今季は開幕戦こそ巨人との相性を買われスタメンに名を連ねたものの、若虎に出番を奪われて代打待機の日々。ここまで56試合で出場33試合のうち、先発はわずか15試合にとどまる。

 目立つのはもっぱらプレー以外の面だ。7月上旬には2年目のジンクスにハマった近本を打撃指導した結果、翌日の試合で4安打を放った。自らも2軍でデーゲームをこなした後に、ナイターで1軍の試合に出る「親子ゲーム」を志願。こうした動きがメディアを通じて球団や首脳陣へのアピールになることも、百戦錬磨のベテランは当然、計算のうちだろう。

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