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阪神・藤川引退でベテランにも連鎖か 福留、能見、糸井らに影響? (1/2ページ)

 阪神は8月31日、日米通算245セーブを誇る藤川球児投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表。ここから虎のベテラン勢に、ドミノ現象が発生するのか。

 ここまで11試合登板で1勝3敗2セーブ、防御率7・20。開幕から抑えを任されたが、5試合で2度も救援を失敗するなど精彩を欠いた。7月12日に右肩のコンディション不良で出場登録を抹消後、最短で再昇格も安定感を欠いて8月13日に2度目の2軍落ち。右上肢のコンディション不良とされ、以降は2軍でリハビリや調整をしていた。

 選手、指導者として長年、藤川と接してきた本紙コラムニストの藪恵壹氏は「メジャー挑戦、独立球団を経て阪神復帰、そして今回の引退。常に先を考えて行動しているから全部、決断が早かった」とうなずく。

 コロナ禍で今季は開幕が約3カ月遅れたため、去就問題が表面化するのは残り20試合を切る10月上旬を想定していたというが、「秋を感じるようになればベテランは皆、考える。それがプロの世界だ」と理解を示す。

 1998年に高知商からドラフト1位入団も、プロで開花するまで時間を要した。藪氏は「それでも、信念を曲げずに突き進んだ。気持ちを大切にするタイプ」と評する。名球会入りへの条件となる通算250セーブまであと「5」。「足りなければ僕がアメリカ、メキシコのリーグで稼いだ6セーブを渡したいくらい。それほど立派に頑張った選手がいなくなるのは寂しい」と惜しんだ。

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