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阪神OB、藤川に期待する「G倒意識」の伝承 “球児節”で「解説者」の声も (1/2ページ)

 「いつつぶれてもいい覚悟でやってきた」 7月に不惑を迎えた阪神・藤川球児投手(40)が1日、現役引退会見を開き、涙ながらに22年のプロ野球人生を振り返った。

 今季11試合に登板も、リリーフ失敗に終わる場面が多く、1軍登録を2度抹消された末に決断。会見で「1年間、体の準備が整わないというのはプロとして失格」と満身創痍(そうい)のなかでの苦渋の決断だったことを明かし、「有言実行できなかったシーズン。だからやめる」と言い切った。

 慌てたのは周囲だ。今週にはブルペン入りする旨を伝え、1軍復帰への過程での発表に、2軍のスタッフは「いつでも引退する覚悟はできていたようだが、2軍が休みの日の発表には驚いた。ただまあ、球児らしいね」とうなずく。残り5つとなった通算250セーブを達成し、名球会入り実現を目指す。

 気になるのは今後の進路だろう。藤川本人は「まだやめておきましょう。今は毎日全力で、あと2カ月半最後までやっていこうと思っている」とけむに巻いたが、どの道を選んでもラブコールが絶えることはなさそうだ。

 在阪テレビ局関係者は「球児さんなら関西はもちろん、東京での野球解説の仕事も決まると思う。今日の会見もそうでしたが、一家言ある“球児節”のコメントは視聴者ウケがいい。希望すれば争奪戦になる」と予想する。

 一方で、以前から期待されているのは指導者として第2の人生を歩み、若虎を鍛え上げる立場に回ることだ。

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