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【江尻良文の快説・怪説】原巨人、悲願の8年ぶり日本一へ“落とし穴” 独走がアダ、セのCS中止も大きなハンデに (1/2ページ)

 4連戦初戦の4日は阪神に敗れたが、リーグ連覇へ原巨人が独走態勢に入っている。が、早すぎる連覇には、新型コロナウイルス感染防止のための超変則日程に伴う落とし穴のリスクがある。コロナ余波で今季の日程は変則的でズタズタ。その影響でセ・リーグはCS(クライマックスシリーズ)を中止にしている。

 CSがないので、9月早々独走態勢に入り、早すぎるリーグ連覇決定は予期せぬ問題が出てくる。日程的に実戦の長すぎるブランクという危険を伴うのだ。

 対してパ・リーグはファーストステージだけを中止。ファイナルステージは行う。そのためにセ・リーグとパ・リーグでは、日本シリーズを前に日程的な差異が生じる。

 セ・リーグ優勝チームは、緊張感を伴う重要な実戦感覚の欠如という大きな問題点が出てくる。原巨人にとって早すぎるリーグ連覇はファンのように喜んでばかりはいられないのだ。

 対照的に、パ・リーグは日本シリーズと同様の重圧のかかるCSファイナルステージを勝ち抜いた勝者が出てくる。それだけに実戦感覚は研ぎ澄まされている。

 ましてや、昨年の日本シリーズでまさかの4連敗という屈辱的な敗戦を喫した相手のソフトバンクと再戦となれば大変だ。「ソフトバンクは、CS、日本シリーズという短期決戦では無敵の王者」として定評がある。

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