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【勝者のワザ】「BMW選手権」優勝、ジョン・ラーム 最もシンプルに実践する最新スイング グリップする左手が掌屈、右手が背屈 (1/2ページ)

 プレーオフシリーズの第2戦、BMW選手権には劇的なフィナーレが待っていた。通算4アンダーパーでホールアウトし、首位で最終組を待っていたのはジョン・ラーム。1打差で追うダスティン・ジョンソンが、最終ホールで10メートルのバーディーパットを沈めて並んだ。

 両選手のプレーオフとなった1ホール目。今度はラームが13メートルのロングパットを決めて優勝した。2段グリーンの上から大きくスライスし、段を越えてからはさらにスライスして最後はフックする複雑なラインであった。クラッチパットの応酬で、ギャラリーがいれば最高に盛り上がったであろう展開だった。

 ラームとジョンソンのスイングには、共通点がある。トップスイングでグリップしている左手が掌屈、右手が背屈の形になっているところ。もうひとつは、ダウンスイングからボールを打ち抜くまで腕や手首を単独では動かさないところだ。

 新しい理論が次々と生まれている。「地面反力」「シャローイング」「掌屈と背屈」「ショルダーパッキング」etc…聞きなれない言葉に振り回されているゴルフ熱心なアマチュアが少なくないのではあるまいか。ひとつひとつの細かい動きをとらえていたのでは、複雑になるばかりである。

 ラームは、それらの動きをもっともシンプルにまとめている選手の代表的存在といっていい。まず、左手の掌屈と右手の背屈を決めやすいグリップをするための右手の備えがある。

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