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ついに…巨人・沢村“格差”トレード! “身元引受人”ロッテの皮算用 (2/4ページ)

 原監督が編成権を掌握してから巨人は大きく方針変更。編成の実務を担う大塚球団副代表が「昔は飼い殺しというか、移籍先で活躍されたら困るというのはあったけど、今は生かす道があるんだったら、どんどん道を探してあげようとしている」と話すとおりで、つまらないメンツにこだわることなく、沢村の移籍先も模索していた。

 ただ、慢性化した制球難とアンバランスな高年俸、首脳陣の指示に耳を傾けないという悪評、過去の数々のトラブルなどを理由に、他球団は二の足を踏んでいた。

 この“ワケあり物件”にロッテは手を出す決断に至った。その大きな後押しとなったのが2日の西武・内海の743日ぶりの勝利だ。

 「翌3日のスポーツ紙の3紙で内海が一面。なんだかんだ言って“元G戦士”のブランドは大きい。ウチで沢村が復活すれば、大きな起爆剤になり得る」とロッテ関係者。巨人で居場所を失った右腕が復活劇を描けば、戦力補強とともにメディアの注目も一気に集められ、優勝への機運も盛り上がり一石二鳥-との皮算用もあるわけだ。

 商談はとんとん拍子でまとまった。巨人側にとっても願ってもない申し出だけに、交換要員に強いこだわりもなく、今季1軍出場ゼロで通算でも47試合、打率1割台の香月で折り合った。

 ロッテは7月上旬に編成担当者が東京ドームでの登板を視察するなど、沢村の現状は把握している。再起を図るうえで、頼もしい存在が今季楽天からFAで加入した美馬だ。中大で同部屋だった2学年先輩で、沢村が筋力トレーニングに目覚めるきっかけとなった。

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