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【神谷光男 スポーツ随想】長く居続けると批判がつきまとう… 安倍首相と白鵬は「似たもの同士」 (1/2ページ)

 どっちらけの自民党総裁選で、菅義偉官房長官がすんなり勝つと第99代の総理大臣になる。人数にすると63人目。昔からよく似た数字といわれるのが大相撲の横綱で、稀勢の里(荒磯親方)が72代(人目)だ。

 とはいえ、総理大臣は明治18(1885)年の伊藤博文が初代で135年間の数字だが、横綱は史実に残るのが寛延2年(1750)年に昇進した3代目丸山権太左衛門からで、約270年の歴史がある。「総理大臣の歴史は相撲の半分。人数を比較したら横綱になる方が断然難しいんだよ」と、かつて春日野理事長(元横綱栃錦)が自慢げに話していたものだ。

 ま、どちらも偉いのはわかるが、あまり長く居続けると批判がつきまとう。その点では似た者同士なのが、安倍晋三首相と横綱白鵬だ。

 昨年9月3日夜、東京・赤坂の料亭で両者が偶然、顔を合わせた。別々のグループで会食していて白鵬が挨拶に出向き、首相が「頑張ってください」と激励した。白鵬は同日付の官報に日本国籍取得が告示された。そんな記念日に日本の総理大臣に会えたのは「ただの偶然ではない」と大喜びしたという。

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