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錦織圭「ブランク感じさせる試合」 1年ぶり復帰戦で若手に逆転負け

 1年ぶりの復帰戦となった世界ランキング34位の錦織圭(30)が8日、ジェネラリオープン(オーストリア)のシングルスに出場。1回戦で同47位のミオミル・ケツマノビッチ(21)=セルビア=に6-4、4-6、2-6で逆転負けし、初戦敗退となった。

 錦織は昨年8月30日の全米オープン3回戦敗退を最後に、右ひじの手術を受けツアーを離脱。8月下旬の大会で復帰予定だったが、直前に新型コロナウイルスに感染し、全米オープンにも出場することができなかった。

 「調子はいいし、今は100%という感じ」と自信を持っての復帰戦。言葉通り第1セットは、わずか18分で5ゲームを連取。4ゲームを取り返されるも、第10ゲームは0-30と劣勢から振り切った。

 しかし、第2セットは息切れ。3-3の第7ゲームでブレークされ、第8ゲームを奪い返すも、第9、10ゲームを落として失った。第3セットもケツマノビッチの若さとパワーに押し切られた。

 「大事なところで取れず、ブランクを感じさせる試合というか、リズムに乗れないところがあった。もう少し試合を重ねれば、自分の感覚をつかめてくる」と錦織。

 この大会はクレーコートで、全仏オープン(27日開幕)の試金石だったが、サポーターを着けた右腕は「まだ傷痕が痛む」という。

 男子ダブルスで元世界1位のミルヌイ氏(ベラルーシ)を新コーチに迎えて心機一転して臨んだが、久しぶりの試合で安定感と課題のスタミナ不足が顔をのぞかせた。

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