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錦織圭、1年ぶり勝利! 「今は勝つことが最も大切。自信を得ることが必要」

 テニスのイタリア国際は14日、ローマで開幕し、男子シングルス1回戦で世界ランク35位の錦織圭(30)は、同44位のアルベルト・ラモス(32)=スペイン=に6-4、7-6で勝ち、2回戦に進出した。

 「とても嬉しい。今の僕には勝つことが最も大切。自信を得ることが必要。まだまだ自分のテニスができていないが」

 右肘手術と新型コロナウイルス感染を経た復帰2戦目。昨年8月下旬の全米オープン以来、約1年ぶりの白星となった。2時間4分の試合を終えて錦織はホッとした表情をみせた。

 クレーコートの今大会は、27日に開幕する四大大会の全仏オープン(パリ)の前哨戦。錦織は腰高で打ち負ける場面もあったが、第1セットは第10ゲームでラモスが連続ダブルフォールトを犯し、ブレークに成功した。

 第2セットも第10ゲームではマッチポイントを3回も握りながら、チャンスを逃した。集中力を高めて勝ち切るのが錦織の身上だが、試合勘がまだ戻っていない。結局タイブレークとなり、最後は錦織のリターンがコードボールとなって相手のコートに落ちた。

 アンフォーストエラー(凡ミス)が42(ラモスは39)。それでも新コーチのマックス・ミルニー氏(ベラルーシ)の指導もあり、ネットプレーを14回試み12回成功させた。

 次戦の相手はメジャー3勝のスタン・ワウリンカ(35)=スイス=と予選勝ち上がりのロレンツォ・ムゼッティ(18)=イタリア=の勝者。ワウリンカとは過去4勝7敗だ。

フォアハンドでリターンする錦織(AP)