記事詳細

「M38」点灯!巨人史上最強チームで原監督、恩師・藤田氏超えへ シーズン最高勝率で8年ぶり日本一狙う (2/3ページ)

 最後の日本一は第2次原政権の12年。阿部が主将、正捕手、4番の3役をこなす「慎之助のチーム」(原監督)のピークだった。飛ばなすぎる統一球に多くの野手が苦しめられるなか、阿部は首位打者と打点王の2冠。坂本と長野も打率3割をマークした。投手陣ではマシソン、山口鉄、西村の勝利の方程式が盤石。内海の15勝を筆頭に4人が2ケタ勝利を挙げた。

 この年は86勝43敗15分で、ぴったり2勝1敗ペースの勝率・667。これが原監督のキャリアハイだ。2位中日に10・5ゲーム差をつける独走優勝で、日本ハムとの日本シリーズも制した。

 今季ここまでの勝率は12年を上回る・676。8年ぶりの日本一奪回へ向け、原巨人史上最強のチームができつつある。24歳の岡本が開幕から不動の4番で、もっか本塁打と打点の2冠王。スケールアップした坂本、FA戦士の丸を合わせた3枚看板に加え、待望の「打てる捕手」大城が本格化して打率3割台をキープしている。

 元大洋監督、巨人ヘッドコーチで本紙評論家の須藤豊氏は「4番岡本の次を打つ5番がカギとみてきたが、いろいろな選手を試しながら3番の丸を5番に据えたことで、2人とも落ち着いた。坂本も2番より1番のほうが座りがいい」と指摘。火の車だったブルペンも「楽天からトレードで獲った高梨、ファームから抜擢した大江の左腕2人が入ってから回り始めた。セ・リーグはいい左打者が多い。中川も合わせて左3枚の存在は大きい」と分析する。

関連ニュース