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巨人、支配下枠埋まり「サバイバル」開始 独走状態の中で光る原監督の目

 巨人は17日、育成契約のエスタミー・ウレーニャ内野手(21)と支配下契約を結んだことを発表した。支配下選手の上限70人の枠が埋まり、独走状態のペナントレースで戦力外候補の見極めが本格化する。

 この日の阪神戦(東京ドーム)前、オンラインで取材に応じたウレーニャは「最後の1枠しかなかったので、(支配下登録を)知らされたときはとてもうれしかった。早く1軍の戦力になれるようにベストを尽くす」と抱負。ここまでイースタン・リーグ2位の11本塁打、同1位の35打点の活躍が評価された。

 編成実務のトップ、大塚淳弘副代表(61)はウレーニャとの契約以前に「来季のスタートは64か65人にしたい。ドラフトでは5、6人を指名する予定なので11、12人くらいを切るか、育成契約に切り替えるかをしないといけない」と見通しを語っている。さらに、相当数の育成選手も整理対象となる見込みだ。

 試合では若手中心の布陣が阪神のエース西勇に手も足も出ず。前夜に今季初先発でヒーローとなった田中俊は、9回に2度の適時失策を犯してイニング途中で交代させられた。前日に躍動した1軍半の選手たちが攻守に覇気のない試合で0-11の大敗。本拠地で阪神に今季初黒星を喫し、連勝は9で止まった。

 単発の活躍なら1軍半の選手でもできる。安定した働きができなければ、1軍に必要な戦力として認められない。原辰徳監督(62)は「2度とやってはいけないゲーム。いろいろ言われても何も言うことはない。こういうゲームは2度としない、したくない、させない、ということでいかがでしょうか」と怒りをあらわ。編成権を持つ全権監督は、ベンチから厳しく査定していたはずだ。 (片岡将)

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