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錦織圭、格下に敗退 サーブに威力なく イタリア国際

 テニスのイタリア国際は17日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位の錦織圭(30)=日清食品=は、同249位のロレンツォ・ムセッティ(18)=イタリア=に3-6、4-6のストレートで敗れた。

 四大大会の全仏オープン(パリ、27日開幕)の前哨戦。第1セットの序盤は錦織が主導権を握っていたが、第3ゲームで3回のブレークチャンスを逃したあと、ムセッティの強打でサーブを破られた。

 第2セット途中には停電のアクシデント。互いにサーブをキープして迎えた第9ゲーム。錦織が30-15とリードした後、会場全体が真っ暗になった。約12分間の中断のあと練習もなく再開したが、錦織のサーブに威力がなく逆転された。試合時間は1時間43分。

 ムセッティは予選勝ち上がりだが、2019年全豪オープンジュニアの優勝者。1回戦では第10シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を破る金星をあげた。今後、脅威となる若い力だ。

 錦織は右肘手術と新型コロナウイルス感染から復帰し、1回戦で約1年ぶりの白星をあげたが、まだ本調子とはいえない。新コーチのもとで磨いたサーブ&ボレーを随所で見せたが、大事なポイントでミスが出た。全仏に向けて万全の準備は整っただろうか。