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ダルビッシュ、サイ・ヤング賞レース正念場! 今季残り2試合登板 (1/2ページ)

 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手(34)は20日(日本時間21日)、本拠地シカゴで今季8勝目(2敗)を懸けてツインズ戦に先発する。今季の先発はこれを入れてあと2試合。これまで通りの投球ができれば、サイ・ヤング賞に輝く可能性が広がってくる。

 前田健太投手(32)が今季加入したツインズは、強打のチームでア・リーグ中地区2位。20日の相手先発は右腕ホセ・べリオス(4勝3敗、防御率4・15)で、今のダルビッシュなら投げ勝つ可能性は十分だ。

 追い風も吹いている。前回16日のインディアンス戦では7回9安打3失点で8勝目を逃したが、試合後に記録が自責点3から2へ異例の訂正。防御率も2・00から1・86となった。味方の失策があったためだが、この防御率の違いは大きい。

 さらに、賞レースでダルビッシュとレッズのトレバー・バウアー(4勝3敗、防御率1・71)を激しく追い上げていた、メッツのジェイコブ・デグローム(4勝1敗)が16日(同17日)のフィリーズ戦で肉離れを起こして2回で降板。ナ・リーグトップだった防御率を1・67から2・09に落とした。

 これでダルビッシュは断然、有利になった。大リーグ公式サイトは18日、担当記者などによるサイ・ヤング賞の予想投票を実施。38人中17人が1位票をダルビッシュに入れた。続いてデグロームが15人、バウアーは5人だった。

 一方、USA TODAY紙のボブ・ナイチンゲール記者は「今季はわずか60試合しかなく、本来32試合程度に登板する先発投手だが、今季は12試合程度しか投げない。各賞は記者投票で決まるが、この数字での受賞がサイ・ヤング賞にふさわしいといえるのか?」と疑問を投げかけた。