記事詳細

【プロキャディーXのつぶやき】ビリヤードのトップアマだった寺西明がゴルフを選んだ理由 (1/2ページ)

 日本シニアオープンを寺西明さん(54)が制した。20代後半から仕事の付き合いでゴルフを始めたという寺西さん。30歳を迎えてから本格的にゴルフに取り組み、地元関西では兵庫県アマチュア選手権や関西アマチュア選手権で優勝するほど名の知れたアマチュアゴルファーになった。

 20代の時にはビリヤードに打ち込み、プロテストを受ければ合格間違いなしのトップアマだったそうだ。そんな経歴を持つ寺西さんに尋ねたことがある。「どうしてビリヤードのプロにはならなかったのですか?」。細い目をさらに細めながら答えてくれた。「実はね、試合中に緊張感を感じなくなったんですよ。緊張しないってことは、それだけ向上心がうせてしまった証しでしょうね。その点、ゴルフは緊張しっぱなしですよ。50歳を過ぎているのにね」

 プロテスト受験は1回限り。その覚悟で49歳の時にプロテストに臨み、一発合格。2017年からシニアツアーに本格参戦し、その年の最終戦「いわさき白露シニア」でシニア初優勝を飾っている。今回の日本シニアオープンは地元開催が4年前に決まったときから、タイトル奪取に照準を絞り、練習ラウンドを積み重ね、その成果を見事に実らせた。

 初日から首位に立ち、最終日は2位に1打差まで迫られた場面もあったが、終わってみれば2位の岡茂洋雄さんに5打差を着けての圧勝だった。

関連ニュース