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サッカー日本代表、最悪の凡戦 見せ場はロスタイムの久保建英だけ

 サッカーの国際親善試合は9日、オランダのユトレヒトで無観客で行われ、日本代表(世界ランク28位)は、アフリカの強豪カメルーン代表(同53位)に0-0で引き分けた。見せ場をつくれず凡戦と言わざるを得ない一戦だった。

 新型コロナウイルスの影響でようやく今年初戦。注目の19歳、久保(ビリャレアル)はベンチスタート。2列目はMF南野(リバプール)を中央に置き、右に堂安(ビーレフェルト)、左に原口(ハノーファー)が入った。

 試合は前半から手足の長いカメルーンに自由にボールを動かされて四苦八苦。後半から4バックを3バックに変更したがこれも効き目ゼロ。

 日本の唯一の見せ場はロスタイムだった。後半20分から投入された代表8戦目の久保が魅せた。終了直前にペナルティーエリア右外からのFKで左足一閃。GKのファインセーブで止められたが、もう少しでゴールという鋭い弾道だった。

 ただ全体としては見劣りする場面が多く、森保一監督(52)は「相手を崩す“絵”が合わない」。海外組だけの日本代表は看板倒れ。J1で首位を快走する川崎フロンターレの方が数段いいサッカーをする。切ない現実がみえた90分だった。 (編集委員・久保武司)

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