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巨人・菅野、ヤンキース最有力 水面下で進む準備、カギ握る田中の去就 (1/3ページ)

 巨人・菅野智之投手(31)が13日の広島戦(東京ドーム)で先発し、6回4失点で今季初黒星。開幕からの連勝は「13」で止まったが、今季終了後の米大リーグ挑戦を希望するなら、史上最も遅い日本シリーズを控え、状況はすでに「待ったなし」だ。日本を代表する右腕エースの獲得に動ける球団がコロナ不況で限られるなか、7年契約が今季で満了となる田中将大投手(31)の去就次第で、ヤンキースが移籍先の最有力候補に浮上する。

 プロ野球記録を更新した開幕投手からの連勝街道は、今季17試合目の登板でついに途切れた。

 「今まで順調にいきすぎたところもある。何とか粘ろうとしたが、うまくいかないこともあると思う。これを肥やしにして、次の登板に向けてしっかり調整する」

 そう表情を引き締め、見据える先には、チームにとって8年ぶり、自身は初の日本一がある。そして、投手陣の大黒柱として使命を果たした暁には、野球人生の大きな決断を下すことになるかもしれない。もちろんシーズンの終了を待たず、来季の身の振り方について口を開くことはあり得ない。ただ、仮に大リーグへの移籍を考えているなら、すでに動き始めていないと間に合わないことも、また事実だ。

 コロナ禍で開幕が約3カ月遅れた今季は、日本シリーズも例年より約1カ月遅い11月末まで行われる。菅野はこれまでの選手よりも短いオフで、海を渡る手続きを踏まなくてはならないのだ。