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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】10・26ドラフト四国ILの“隠し玉候補”紹介 愛媛・菅原の売りはコントロール

 26日のドラフト会議まで2週間足らずとなりました。今ドラフトのナンバーワン野手で巨人、阪神など複数球団の本命と目される近大・佐藤輝明内野手(4年)には、オリックスが早くも1位指名を明言。ここから各球団の駆け引きが激しさを増していきます。

 私がヘッドコーチを務める愛媛が所属する独立リーグ、「四国アイランドリーグ(IL)plus」にも指名が有力視される選手がいます。高知・石井大智(23)、徳島の戸田懐生(20)、亀山英輝(23)といった最速150キロを超える速球派投手が高い評価を得ています。

 そこで今回はドラフトに向けて、“第二捕手目線”で見た隠し玉候補を紹介したいと思います。

 まずはわが愛媛から、菅原誠也(すがはら・まさや)投手(22)=右投左打。パワーを前面に押し出す前出3投手と違い、最速は146キロという触れ込みですが、さほど球速はありません。一番の売りは針の穴に糸を通すようなコントロールです。

 8月26日のソフトバンク3軍との交流戦では、カーブ、スライダー、フォークをきっちり制球して8回無失点、9奪三振の好投。NPB球団との対戦での活躍は大きなアピールとなります。

 まだ好不調の波は大きいですが、「何としてもNPBに入りたい」というモチベーションの高さ、負けん気の強さ、そしてアゴのデカさは特筆もの。私が一押しする隠し玉候補です。

 野手では香川のトップバッター、堀北彰人(あきと)外野手(22)=右投左打。香川との対戦ではいつも、中堅を守る堀北選手のセンスに目を引かれます。ここ最近は不調にあえいでいますが、彼の俊足とバットコントロールに注目しているスカウトは少なくないでしょう。

 独立リーグの選手は育成契約での指名が多いですが、自分の持っている一芸に磨きを掛ければ、巨人・増田大輝内野手(27)のように1軍に定着する道はあるはず。独立リーグ出身者のNPBでの旋風を期待しています。(元巨人、中日捕手)

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