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BCリーグ田沢、まさかの入団拒否ある!? 米復帰も視野、ドラフト目前も名前が出ないワケ

 7月にBCリーグ・埼玉武蔵に入団し、26日のドラフト会議で指名が可能になった田沢純一投手(34)が14日、今季最終戦となる神奈川戦(上尾)に登板。視察に訪れたヤクルト、ロッテのスカウトの前で5回の1イニングを1安打無失点に抑えた。

 BCリーグの16試合で2勝0敗、防御率3・94という成績は物足りなく映るが、本人は「柔らかく低いマウンドと、新しいボールにうまく慣れることが難しかった。なかなか思うところに投げられなかった。思ったよりも球速は出ていた」と苦労を振り返った。

 ヤクルト・中西親志スカウトは「経験値があるし、1軍で通用するボールは投げている。ロッテとか、優勝を争っているチームは、今すぐにでも欲しいでしょう」と高評価。現時点でDeNA、ロッテから獲得へ向けた調査書が届いている。

 ただし田沢は、NPBでのプレーについて「まだ指名されたわけではないので。指名されたら考えたい」と意味深発言。「アメリカに関しては(来年は)マイナーがあるのか、ないのかも関わってくる。指名されたら交渉期限(来年1月末)がありますよね? それも従わなければいけないし。事務所(吉本興業)の人と相談していきたい」と米球界復帰も視野に入れており、厄介な展開になってきた。要は意中の球団以外なら、条件次第ということだろう。

 ドラフト目前になっても、どこの球団からも田沢の名前が出てこないのは、そうした裏事情が伝わっているせいなのか。年齢面に加えて、こんな不確定要素まで抱えた選手に上位指名はリスクが大きい。所属事務所つながりの高津監督、斎藤隆投手コーチ、青木が在籍するヤクルトが有利か。(塚沢健太郎)

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