記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】阪神ゴタゴタの今こそ実績ある阪急が改革せよ トラ党を恐れずタッチすべき (1/2ページ)

 新型コロナウイルス感染拡大問題で球団社長が辞任を表明するなど、阪神は相変わらずのゴタゴタ劇。根本的な問題は本社の阪急阪神ホールディングス(HD)の、球団に対する方針にあるのではないか。

 本社は阪急側がイニシアティブを握っているのに、タイガースの方は阪神側に任されているという矛盾。その根底には、熱狂的な阪神ファンを恐れる阪急首脳のスタンスが見え隠れするという。

 「球団をオリックスに身売りした阪急に、タイガースを任せるようなことは絶対に許せん!」。2006年に阪急阪神HDが誕生すると、トラ党はこんな怒りの声を上げた。阪急側は戦々恐々。タイガースにはタッチせず、「球団に関しては従来通り、阪神にお任せする」との姿勢を示した。そして今もゴタゴタ劇を繰り返しているのだ。

 かつて阪急ブレーブスは低迷し、「灰色のチーム」と酷評されたこともある。だが闘将・西本監督がチームを大改革し、その後を知将・上田監督が引き継いで、強豪チームに変貌を遂げた。そんな過去の実積があるのだから、ダメトラ球団も抜本的に改革するための絶好の機会。トラ党たちを恐れず、阪急首脳は球団にもタッチすべきだ。

関連ニュース