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【福島良一 メジャーの旅】ギブソン歴史的サヨナラ弾以来、ドジャース32年ぶり世界一なるか (1/2ページ)

 ワールドシリーズ(WS)はドジャースとレイズが対戦。下馬評ではエースのクレイトン・カーショーら元MVP3人を擁し、大舞台での経験も豊富なド軍が有利。もし優勝すれば、あれ以来の世界一となる。

 1988年、ド軍はFAで左の強打者カーク・ギブソンを獲得。84年タイガースを世界一に導いたベテランが数字に表れないリーダーシップを発揮。2年連続負け越しと低迷していたチームの地区優勝に貢献し、ナ・リーグMVPに輝いた。

 プレーオフでも絶対勝てないと思われたメッツに対し、第4戦の延長12回に決勝ホームラン。最終的にメ軍を4勝3敗で下したが、外野守備で両足を痛めるまさかのアクシデント。満足にバットが振れる状態でなく、WS出場が危ぶまれた。

 ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた第1戦。アスレチックスに4対3とリードされ、9回裏に抑えの切り札デニス・エカーズリーが登板。二死一塁に走者を置き、あと一人で終了という場面で、何と代打ギブソンが告げられた。

 トレーナー室から打席へ直行し、簡単に2ストライクを取られた。だが、一塁走者が二盗に成功し、「ヒットで同点にできる」と楽な気持ちになれた。何とかフルカウントまで粘るが、最後は決め球スライダーが外角へ決まったかに見えた。

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