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「大阪都構想」可決ならセレッソ大阪の本拠地どこに? J規約で特別区不可、サポーター困惑

 来月1日に実施される「大阪都構想」の住民投票は、可決されれば大阪市が廃止され、4特別区が設置される。サッカーJリーグの規約では、特別区をクラブの「ホームタウン」として定めることはできない。可決の場合、大阪市と堺市をホームタウンとするセレッソ大阪は、どこを新たな本拠地にするのか。大阪市に愛着があるサポーターも気をもんでいる。

 ホームタウンは、Jクラブが本拠地として定めなければならない特定の市町村。複数の市町村や都道府県とすることもできる。ホームタウン内に、ホームスタジアムを確保する必要もある。

 Jリーグ規約で、特別区はホームタウンとして認められていない。そのため特別区制度がある東京では、FC東京と東京ヴェルディが東京都に、FC町田ゼルビアが東京都町田市に本拠地を置く。Jリーグによると、大阪都構想に関連し、現時点で規約変更など具体的な動きはないという。

 住民投票が可決、大阪市が廃止されれば、セレッソは大阪市の代わりに大阪府をホームタウンとすることがあり得るが、ライバルのガンバ大阪の本拠地である大阪府吹田市なども活動エリアに含むことになり、微妙な距離感が生まれそうだ。

 セレッソのサポーターで、大阪市東住吉区の50代男性は「ガンバの『大阪』は大阪府のことで、セレッソこそ『大阪市のクラブ』『本当の大阪』という誇りが長年あった。大阪市がホームタウンでなくなってしまうとすれば喪失感がある」と話した。

 大阪市の存廃が決した直後の来月3日には、セレッソとガンバが対戦する「大阪ダービー」が予定されている。

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