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原巨人、くじ引き10連敗も“菅野2世”ゲット「自信を持ってジャイアンツの門たたいてほしい」

 残り物に福はなかった-。巨人は宣言通り、ナンバーワン野手の近大・佐藤に入札したが、原辰徳監督(62)は4球団競合の当たりくじを引き当てられなかった。

 前日25日の阪神戦(東京ドーム)後に佐藤の指名を明言した際、自身のくじ運に自信がない指揮官は「この前のスカウト会議で、『くじを引く人のくじ引きをしよう』と提案したら全会一致で却下された」と明かしていた。くじ引き順は最後の4人目で選択の余地はなかったが、やはり不安は的中。これで1位競合のくじは球団として10連敗となり、原監督自身も1勝11敗と不運の歴史に終止符を打てなかった。

 渇望していた左の強打者はライバル阪神のもとへ。それでも外れ1位では競合を回避。亜大の最速156キロ右腕、平内龍太投手(4年)を確保し、「平内君! 先発でもリリーフでも即戦力という中で非常に喜んでおります。ウチのスカウティングの中では将来性はナンバーワン。全体の中でも2、3番目に評価していた」とうなずいた。

 平内は3月に右肘のクリーニング手術を受けているが、9月30日の駒大戦では自己最速156キロを計測しており、状態に不安はなさそう。指揮官は甥っ子を引き合いに出し、「(菅野)智之のようなタイプ。マウンドでも立ち居でも、ボールでもいいお手本がいます。自信を持ってジャイアンツの門をたたいてほしい」。英才教育を施してもらった暁には、今オフの米球界挑戦もうわさされるエースを安心して送り出せる?(片岡将)

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