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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び》球団によって異なる遠征先ルール ロッテ、コロナ禍で優勝逃す (1/2ページ)

 プロ野球のパ・リーグはソフトバンクが3年ぶりのリーグ優勝を果たした。今季はロッテが好調で10月初めまで、ソフトバンクと熾烈(しれつ)な優勝争いを繰り広げていたものの、新型コロナウイルスの感染者が多数出たこともあって一気に後退した。シーズン中の1軍選手の集団感染は阪神にもあったが、共通していたのは、遠征先で独自ルールを設けて外での会食を容認していたこと。感染ルートは特定できていないが、会食ルールについて見直す余地はありそうだ。

 ロッテは10月4日、1軍の岩下大輝投手とスタッフ1人の新型コロナウイルス感染が判明。これを受けて、1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ、関係職員にPCR検査を実施したところ、荻野貴司外野手、鳥谷敬(たかし)内野手、角中勝也外野手、清田育宏外野手、菅野剛士(つよし)外野手、藤岡裕大内野手、三木亮内野手やコーチ、スタッフが陽性となり、濃厚接触者として、東妻勇輔投手、岡大海外野手、和田康士郎外野手らが特定された。松本尚樹球団本部長は「感染経路は全く分からない」と困惑の表情を浮かべた。

 阪神でも9月、5選手を含む計9人の感染が判明。谷本修球団本部長は大人数での会食による感染の可能性を指摘した。阪神では9月の名古屋市への遠征先で4人以内での会食を容認していた。福留孝介外野手らがルールを破る8人で会食をしており、その中から陽性者が出た。また、別のグループは4人以内のルールは守っていたが、同一ポジションの選手であったことから、日本野球機構(NPB)の「同じ選手が可能な限り行動を共にしない」と定めた感染予防ガイドラインに抵触していたとし、制裁金が科された。管理責任を問われ、揚塩(あげしお)健治球団社長が辞任する事態にまで発展した。