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【中山徹 俺にも言わせろ】西村優菜、自分のゴルフ確立の手応えもつかんだ初V 勝利に足りなかったもの…答えは「ボギーを叩かないゴルフ」 (1/2ページ)

 三菱電機レディスをライブ配信とテレビ観戦で楽しませてもらった。いくつか感じることがあったので、その話をしたい。まず、この試合が、国内復帰戦となった渋野日向子だ。大ブレークした昨年と低迷する今シーズン。何が違うのだろう。クラブ変更とスイング改造でさらなる向上を目指していたようだが、正しい選択をしたのか。正しい努力をしてきたのか。俺は、そこに疑問を感じてしまう。結果につながらない努力を努力とはいわない。それは徒労でしかない。

 5打差リードで最終日を迎えた勝みなみは、逆転された。フロントナインのダブルボギーが、追撃している選手たちに活力を与え、その気にさせてしまった。勝ちパターンを勝ち切るには、隙をみせないゴルフが求められる。勝は、それができていなかった。

 西村に並ばれて迎えた最終ホール。飛距離の出る勝には2オンも可能なパー5だった。当然、勝は、その狙いでティーショットしたと思う。2オン2パットのバーディー。プランAである。ボールはラフに飛び込み、深い芝に埋まった。

 状況は変わった。でも、プランAで押し通した。積極的で攻撃的なゴルフ? 違う。この場合は、それを無謀という。ラフにすっぽりと埋まったボールをFWやUTで打つとターゲットより左に飛び出しやすい。そのことへの備えもできているとは思えなかった。さらに、もっと冷静になれば、プランAを捨て、アイアンでレイアップし、3打目勝負というプランBはなかったのか。柔軟で冷静な思考に欠けていた。

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