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鶴竜、3場所連続休場決定 横審「激励」で最後通告へ、決議なら史上3人目の汚名に

 史上3人目の汚名となってしまうのか。横綱鶴竜(35)=陸奥=が5日、11月場所(8日初日・両国国技館)を腰痛のため休場することを明言した。

 これで休場は3場所連続。ここ7場所で6度目となり、横綱昇進後は39場所で17度目を数える。それでも「こんな状態だと難しい。とにかく体をベストの状態に戻し、次に出たときはちゃんとした結果を残さないと駄目」と腹をくくった。

 師匠の陸奥親方(元大関霧島)も「思ったより、けががあまり良くない状態。本人が一番つらいと思う。そんなに休んでいられない。何とか立て直してほしい」と再起を期待するが、立場は一層厳しくなった。

 横綱審議委員会は、不振や休場の続く横綱に「激励」「注意」「引退勧告」などを決議することができる。2010年初場所後の朝青龍は「引退勧告」を受けると、そのまま土俵を去った。「激励」も名ばかりで、事実上は最後通告だ。稀勢の里は18年九州場所後に「激励」され、翌初場所中に引退している。

 これまで決議された横綱はこの2人だけで、鶴竜が3人目となるのは避けられない状況だ。本人も「分かっている。(厳しい意見を)言われてもしょうがない」と受け止めた。親方になるため日本に帰化申請中だが、時間がかかっている。いよいよ、待ったなしに追い込まれた。(塚沢健太郎)

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