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【江尻良文の快説・怪説】CS逃せば「進退問題浮上」の怪情報と球団の愚を救ったロッテ・井口監督 (1/2ページ)

 ソフトバンクを苦しめ激烈なマッチレースを展開し、一時は15年ぶりの優勝さえ期待されたロッテ。急降下で3位に転落したものの、最終的に西武との2位争いを制し、ソフトバンクバンクとのクライマックスシリーズ(CS)出場を決めた。球団側の愚を救ったのは井口監督だった。

 そもそも西武のリーグ3連覇か、ソフトバンクの3年ぶりのV奪回かで注目された今季のパ・リーグ。ノーマークのロッテが、途中までとはいえ、ソフトバンクとの激烈なマッチレースを展開したこと自体が快挙だろう。

 ところが、今季はコロナウイルス伝染拡大防止のため変則日程の影響でパ・リーグのCSも1位対2位対決のみ。3位で出場できなければ、井口監督の進退問題浮上の怪情報も流れていた。

 ロッテの今季戦力でならAクラス入りは御の字だろう。しかも、ソフトバンクとのマッチレースの最中、一軍主力選手がコロナウイルス陽性という最悪のアクシデントを乗り越えた。大健闘のAクラス入りなのだから、井口監督の来季続投が妥当だろう。

 それなのに、昨オフのお粗末な限りの楽天監督人事の愚を繰り返すようでは話にならない。楽天初の生え抜きの平石新監督がAクラス入りの3位になったのに、石井GMが解任して、同じヤクルト人脈だった三木2軍監督を新監督に就任させた。

 「ウチはAクラスが目的じゃない。優勝だ」と大見得を切ったが、その結果はどうか。Bクラスに転落。優勝なんて絵空事だった。

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