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貴景勝、観客上限増に「土俵暖かい」 売店には長蛇の列も

 ■大相撲11月場所初日=8日、両国国技館

 例年の福岡ではなく、コロナ対策で東京で開催された11月場所。ここ2場所は約2500人だった観客数の上限は、定員約1万1000人の半分となる約5000人まで引き上げられた。

 複数の横綱が全員、初日から休場するのは史上初。それでも結びの一番で小結高安に押し出しで快勝した大関貴景勝は、観客増に「すごくうれしい。花道より土俵が暖かいのは、2500人のときはなかった。初場所以来の熱気を感じられたので自分の相撲が取れた」と感謝した。マナーのいい観客ばかりで声援は飛ばなかったものの、まるでテニス会場のようだった先場所までとは違い、勝負の決着がつくと歓声が上がった。

 コロナ以降は4人用を1人で使っていたマス席は、2人用となって初日は完売。「GoToトラベル」も適用されツアー客や外国人の姿も見られたが、2階のいす席は空席が目立った。グッズと飲み物程度しか並んでいなかった館内の売店は、お土産などの販売を本格的に再開。地域共通クーポンも利用可能で、間隔を空けず長蛇の列ができていた。(塚沢健太郎)

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