記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】井口監督にプレッシャーなし! ロッテ、史上最多「下克上CS制覇」かけた戦い

 今回のパ・リーグクライマックスシリーズ(CS)は、ロッテにとって史上最多の3度目の下克上制覇をかけた戦いになる。

 パ・リーグで2004年以降の勝率2位以下で日本シリーズ進出は、ロッテ、ソフトバンク共に2回ずつ、西武の1度と計5度。

 ロッテが05年、10年とソフトバンクを倒し、今回勝てば同一カード最多記録になる。ソフトバンクの方は一昨年、昨年と2年連続リーグ優勝の西武に勝利。日本シリーズも制覇して2年連続日本一。

 ちなみにセ・リーグのCS下克上制覇は、DeNAなど3球団が1度ずつ。

 今回のパ・リーグの場合、ロッテとソフトバンクの立場はまさに対照的だ。

 2位のロッテは、井口監督が「ウチはソフトバンクと違って、プレッシャーなく戦える」という。最多下克上CS制覇新記録に関してもノンプレッシャーだろう。

 一方のソフトバンクは、王球団会長がシーズン前から早々と「3年ぶりのリーグを優勝をして、もう一度巨人を日本シリーズを戦いたい」と高らかに宣言。孫オーナーも2年連続の下克上CS制覇からの日本一には不満表明。「今年こそリーグ優勝して日本一に!」と至上命令を出していたからだ。

 3年ぶりのリーグ優勝達成でまずは難関を突破したものの、次なる大きな関門もある。CSを制覇したら、一息つく間もなく、今度はV9巨人以来の4年連続日本一達成のノルマが待ち受けている。昨季のように、孫オーナー=王球団会長のツートップを満足させる、日本シリーズでの巨人返り討ちが求められる。

 キーワードは「プレッシャー」のCS。制するのは、ロッテかソフトバンクか。(江尻良文)

関連ニュース