記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク4年連続日本一 王会長は20年越しのONシリーズリベンジ、雪辱の味は格別だっただろう (1/2ページ)

 ソフトバンクが25日、日本シリーズ第4戦(ペイペイドーム)で巨人を下し、V9巨人以来の4年連続日本一を達成。孫正義オーナー(63)-王貞治球団会長(80)のツートップは、念願の球界新盟主の座獲得へ偉大な第一歩を印した。王会長にとっては悲願だった、2000年のONシリーズのリベンジでもある。

 令和新時代に2年連続の4戦全勝で日本一。辛口の球界OBたちまでがそろって「ソフトバンクは飛びぬけた存在。投打共に別格の戦力を持っている。どこも勝てないよ」と絶賛する。まさにV9巨人以来の常勝軍団だと認知したのだ。

 そんな強大なチームを作り上げたのは、孫オーナーの全面支援を受けた王会長に他ならない。世界を相手にビジネスを展開する親会社トップは、球団オーナーとして「球団のことはすべて王さんに任せる」と明言。実際に有言実行している。

 04年にダイエーから球団を買収し第一にやったことは、王監督(当時)に「取締役球団副会長」「ゼネラルマネジャー」兼務の辞令を出したことだ。口先だけでなく実際に球団の全権を任せた。

 王監督は素直に喜んだ。名刺にも「王貞治」の横に「監督」「取締役球団副会長」「ゼネラルマネジャー」の3つの肩書が並んでいた。名刺を持った監督は珍しい。「貴重品として保存するので1枚下さい」とお願いすると、照れながら手渡してくれた。

関連ニュース