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「神の手」「5人抜き」元アルゼンチン代表・マラドーナさん死去 硬膜下血腫の手術後、自宅療養中に息引き取る…薬物使用など問題児の一面も (1/2ページ)

 サッカー史上最高の選手の一人、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが25日、ブエノスアイレス近郊の自宅で死去した。同国メディアによると心不全を起こしたという。10月30日に60歳になったばかりだった。左頭部に硬膜下血腫が見つかり、11月3日に手術を受けていた。アルゼンチンのフェルナンデス大統領は、同国が3日間の喪に服すると発表した。 

 今月上旬に体調不良を訴え、ブエノスアイレス近郊の病院に入院。硬膜下血腫の手術は成功したと発表され、その後は自宅で療養していた。息を引き取ったのは25日の早朝だった。

 小柄ながら左足を駆使した絶妙の足技で「天才児」などと呼ばれた。60年にブエノスアイレスで生まれ、15歳でプロデビュー、16歳でアルゼンチン代表に選ばれた。アルゼンチンを1986年ワールドカップ(W杯)優勝、90年W杯準優勝に導いた。アルゼンチン代表として91キャップで34ゴールを記録。史上最高の選手の一人として広く認められた。

 86年W杯準々決勝のイングランド戦で決めた約60メートルを独走した「5人抜きゴール」はあまりにも有名だ。自陣からドリブルで持ち上がり、最後は相手GKをかわしてシュートを決めた。さらに、ヘディングに見せかけて手でボールを入れた「神の手ゴール」は大きな議論を呼んだ。

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