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【清水満 SPORTS BAR】コロナ禍でもスポーツがもたらすロマンと感動 存在するだけで“絵”になる48歳・新庄剛志氏

 まさに“男のロマン”です。7日に行われたプロ野球の12球団合同トライアウトに参戦した元日本ハム、メッツなどに在籍した新庄剛志さん。CS放送「フジテレビONE」の生中継を見た。

 「マジ48歳?」と思うほど締まった体。先週末のスポーツニュースで、元DeNA監督の中畑清さんがこう話していた。「ちょっと前、偶然サウナで会ったんだ。びっくりしたよ、筋肉ばっちりでいい体してたよ」。

 第1打席では初球ストレートを二ゴロ。かつて日本ハムで同僚だった、カブス・ダルビッシュ有が「10年以上野球やってないのに143キロを芯に当ててるのが凄すぎる」とツイートした。

 最後には左前タイムリーで“結果”を出した新庄さん。何より楽しそうに野球をしている姿が清々しかった。存在するだけで“絵”になる。復帰は現実的には難しそうだが、どこかの球団が手を挙げてくれないかな。

 コロナ禍で世の中は疲弊しているが、スポーツには人々の心を躍らせてくれるようなロマン、感動があるから素敵だ。

 ちょっと前、ボクシング元ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソンがエキビションマッチながら54歳で“復活”。WOWOWでライブ中継を見た。上体を小刻みに揺らして時折鋭いパンチを放つ。全盛時までと言わないが、よみがえった姿にゾクッとした。頂点を極めるマッチではないかもしれないが、そんな哀愁もまたロマンであろう。

 巣ごもりでリモート、テレワークが主体の今、テレビでのスポーツ観戦は欠かせない。今週は深夜から早朝にかけて女子ゴルフ「全米女子オープン」(10日開幕)が生中継される。渋野日向子、原英莉花ら日本勢は過去最多18選手が参戦、こちら頂点を極める真剣勝負。嗚呼…また寝不足になりそうだ。(産経新聞特別記者・清水満)

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