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【プロキャディーXのつぶやき】「持っている」渋野と全米女子オープンの壁 1970年に日本勢初参戦、87年の岡本綾子さん2位が最高成績 (2/2ページ)

 ゴルフクラブおたくの方なら、ご存じだろうが、渋野はユーティリティークラブのシャフトをロートルクで弾き感の強いタイプにリシャフト。しっかり打ち込んでいけるシャフトでボールが沈みやすい洋芝対策を施し、全米女子オープンに臨んでいた。それがうまくいったのか、最終日を首位でスタート。惜しくも4位に終わったが、これだけ見せ場をつくったのだから立派なものだと思う。

 1946年から始まった最古の女子メジャーが全米女子オープン。70年に樋口久子、佐々木マサ子さんが初参戦して以来、日本人選手は厚い壁に弾き返されてきた。87年に岡本綾子さんがプレーオフで負けて2位になったのが日本人選手の最高成績。

 2011年には予選ラウンド終了時点で宮里美香が首位、宮里藍が2位だったこともあった(結果は美香5位、藍6位)。昨年の比嘉真美子は結局5位だった。しつこいようだが、これも立派な成績だったと思う。

 一方、上がりの3連続バーディーで逆転優勝したのが25歳の金阿林(キム・アリム)=韓国。韓国人選手は98年の朴セリ以来、今大会で11人もの優勝者を数える。黄金世代など若手が台頭してきた日本勢だが、世界の女子ゴルフ界を席巻している韓国勢との差はまだ大きいというのが率直な感想だ。

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