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【福島良一 メジャーの旅】新庄剛志氏、イチロー氏とは不思議な縁 (1/2ページ)

 なにも1年とは言わない。1試合でも1打席でも見たかった。だが、ファンの希望と裏腹にどの球団からもオファーなし。元日本ハム・新庄剛志氏(48)が現役復帰を断念し、新たな挑戦を始めることを明かした。

 2000年オフに阪神からFAでメッツ移籍。翌01年マリナーズのイチロー外野手より1日遅れでデビュー。もしメ軍の開幕戦がマ軍より早く行われていたら、大リーグ史上初の日本人野手はイチローでなく、なんと新庄だったかもしれない。

 メジャーで通用するはずがないと言われながら、主砲マイク・ピアザに並ぶ最多の11勝利打点。日本人として初の4番も任された。また、10本塁打中9本を他人のバットで打つなど、自分の道具にこだわるイチローとは真逆の奔放さを見せた。

 02年ジャイアンツ移籍1年目にリーグ優勝。ワールドシリーズに日本人として初出場し、第1戦で初ヒットも記録。ちなみに、将来殿堂入りが確実視されるイチローは19年プレーして一度も大舞台の経験なし。新庄の強運ぶりが伺える。

 また、主にセンターを守っては01年メ軍で球団新人記録更新の12補殺をマーク。02年ジ軍時代はレフトにあの通算本塁打記録保持者のバリー・ボンズを従えた。マ軍で言えば、イチローとケン・グリフィー・ジュニアのような関係だ。

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