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【清水満 SPORTS BAR】プロ野球は「withコロナ」のお手本 120試合完走、“未来へと進もう”と流れ作った気がした (1/2ページ)

 師走…。コロナ禍に翻弄された1年だった。4月の緊急事態宣言に始まり、「密」「ソーシャルディスタンス」「リモートワーク」etc…。いろんな新語が生まれ、巣ごもり推奨で世の中が一瞬止まりかけたなか、プロ野球界は3カ月遅れながら6月に開幕した。“未来へと進もう”と流れを作った気がした。

 120試合完走。無観客から有観客に移行する際にも、日本野球機構が作成した97ページにも及ぶ「新型ウイルス感染予防ガイドライン」を各球団に配布。選手、指導者、スタッフにメディアや来場者にまで守るべき対策を実施した。終盤、横浜スタジアムでは8割動員まで検証。年間を通してクラスターはなかった。

 来年には1年延期となった東京五輪がある。今月15日に発表されたNHKの世論調査では「開催すべき27%」「中止すべき32%」「さらに延期31%」と開催に悲観的な数字が上回った。急激な感染拡大がある今、やむを得ない結果であるが、「どうしたらできるか…」という思考は失ってほしくはない。そんな時、今季のプロ野球興行はきっとお手本になるはずだ。

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