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羽生結弦、今季初戦SP首位発進「明るい話題になったら」 フィギュア全日本選手権

 フィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市ビッグハットで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は新型コロナウイルス禍で今季初戦の羽生結弦(26)が、103・53点で首位に立った。

 羽生がコーチ不在で約10カ月ぶりに実戦の舞台に戻ってきた。SPの新たな演目は人気歌手ロビー・ウィリアムスの「レット・ミー・エンターテイン・ユー」。新型コロナウイルス禍で「つらい中でも(ファンは)自分のスケートを見てくださっていると思う。明るい話題になったら」と選んだロック曲に乗り、思いを届けるように激しく動いて感情を爆発させた。

 冒頭で4回転サルコー、さらに4回転-3回転の2連続トーループ、後半にトリプルアクセルと3つのジャンプを全て成功。抜群の表現力で演技点はただ一人、5項目で全て9点台を並べた。

 振付師のジェフリー・バトル氏が最初に手掛けたのはステップのみ。ほぼ自分でプロデュースした内容で、拍手して観客をあおるなど見せ場もつくった。足替えシットスピンが必須要素を満たせずに0点となったが「楽しみながらやれた」と笑みを浮かべた。

 女子SPは2連覇を目指す今季初戦の紀平梨花(18)が79・34点でトップ。本田真凛(19)は午前の公式練習の準備中にめまいで倒れ、本番までに症状が回復しなかったため棄権した。

 【放送予定】 男子フリー(フジTV系26日午後7時)、女子フリー(27日午後7時)、メダリストオンアイス(28日午後3時45分)

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