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【神谷光男 スポーツ随想】箱根駅伝「次走者への声かけ禁止」はやりすぎ? なんとも味気ない無言のたすきリレー (1/2ページ)

 「応援したいから、応援に行かない」。コロナ禍ならではのキャッチフレーズとともに恒例の箱根駅伝が近づいた。

 主催の関東学生陸上競技連盟が動画サイトやポスターで沿道での応援自粛を呼びかけた。「お家でリモート熱烈応援、青学スタイル」とWEBサイトに掲載した青学大など、出場各校もそれぞれ卒業生、在校生に向けテレビ観戦をお願いして、「無観客大会」への布石は打たれている。

 とはいえ、駅伝好きなら今回はいつにも増して、生で見たくなるのではないか。V2を目指す青学大はじめ11月の全日本大学を制した駒大、前々回の覇者東海大の3強に加え、1万メートルの平均タイムでは最速の明大や古豪早大も虎視眈々と優勝を狙う戦国模様だ。

 さらに全日本大学の1区で区間新を出した順大・三浦龍司、5000メートルでU-20日本記録を持つ中大・吉居大和、昨年の全国高校駅伝1区区間賞の青学大・佐藤一世らゴールデンルーキーが続々登場する。チケットも必要ない。「応援したいから応援に行く」といわれれば止めようはない。

 それはともかく、あと数日。ここまできて参加校に感染者が出ないよう無事開催を祈るばかりだ。関東学連ではレース中や寮生活、宿泊先などでおよそ考えられる、あらゆる場面を想定して対策を列挙している。

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