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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】東京五輪開催へ多くの疑問と不安 定かでない関係者のワクチン接種完了、選手の身内やファンに国境開放するのか? (1/5ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県の首都圏を対象に、7日にも1カ月程度の緊急事態宣言が発令される見通しとなった。今夏に延期された東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長以下関係者は開催に自信を持った発言を続けているが、懐疑的な見方も強く、その発言には悲壮感すら漂っている。緊急事態宣言発令により、開催可否について議論が再燃する可能性も高い。東京五輪は本当にできるのか。

 2021年にようこそ。いよいよ「2020年東京五輪」の年だ。だが、そうはいかないかもしれない。

 昨年11月、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が訪日し、新型コロナウイルス感染拡大で史上初めて延期された東京五輪が、スケジュール通りに実施され、心配する必要は全くないと宣言した。

 ◆25%が「中止に」

 「世界はパンデミックを克服し、輝きに満ちた夏の大会になる」「暗いトンネルのあとの灯りになる」と語った。

 IOCのジョン・コーツ調整委員長も同行して、菅首相らと会談。これを受けてバッハ会長は「観客を受け入れての開催に非常に自信をもっている」と述べた。

 穏やかで健康的な大会になるというバッハ会長の説明は、かなり大雑把ではあったが、東京五輪の協賛企業に重要なメッセージを送った。

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