記事詳細

白鵬がコロナで入院も…相撲協会は初場所やる気満々 観客入れての開催準備も“感染ショック”計り知れず

 大相撲初場所(10日初日・両国国技館)を目前にした5日、横綱白鵬(35)=宮城野=が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになり、衝撃が広がっている。

 白鵬は3日に嗅覚異常の症状で4日にPCR検査を受け、5日朝に陽性と判定。発熱などの症状はないものの、既に入院している。

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、白鵬の初場所出場について「難しい。それはないと思う」と、休場するとの見通しを示した。

 前日4日に芝田山部長は、首都圏に緊急事態宣言が再発令された場合の初場所開催について「今のところ、中止とか無観客とかそういうようなことは何もない」と断言。一夜明け、横綱が感染しても、その方針が変わることはなかった。

 この日は、収容人員の半分となる約5000人を上限に発売していた初場所15日間のチケットを、6日午後5時で売り止めにすると発表。芝田山部長は「明日(6日)まで売りますよというのは、協会としても何かない限りは通常開催をしますよという、そういう意味もある」と改めて、開催への強い意欲をみせた。

 しかし角界の第一人者の感染を、テレビのニュースは大々的に報道。協会関係者は「横綱はインパクトが大きすぎる。場所のムードが下がる」と本場所運営への影響を懸念した。

 4人の子を持つ父親である白鵬は、携帯用の消毒スプレーを持ち歩くなど人一倍気を使っていた。3場所連続休場からの復活を目指し、1人で稽古を行う時間を設けるなど感染対策を入念にしてきた一方、宮城野部屋関係者によるとコロナ禍で生活が一変したことへのストレスを強く感じていたという。感染した精神的ショックは計り知れず、復活への道はさらに険しくなった。

関連ニュース