【最先端アマチュアスイング】アプローチを寄せる 距離に合わせて打ち分ける (1/2ページ)
10~30ヤードのアプローチの距離感がつかめない。そのことで悩んでいるゴルファーも多いようです。
レッスン書などでは、「距離ごとの振り幅を決めて打つ」や「スイングスピードで調整する」という方法が紹介されていますが、どれが正解なのか?
正直言ってこの問題に正解はなく、それぞれに合う方法で距離感をつかめばいいと思います。「そうは言っても何が自分に合うか分からない」という人も多いはず。そんな人には、打ち方で打ち分ける方法を紹介しています。
たとえば10ヤードなら、体重移動のみを意識して打ってみてください。クラブの振り幅としてはテークバックで足の位置からクラブが飛び出さないイメージ。ヘッドが重いので、実際ははみ出してしまいますが、手を動かさなければ安定した転がりになるはずです(写真〔1〕)。
次に20ヤードですが、今度は10ヤードの体重移動に、「右ヒジを曲げて伸ばす」という動きをプラスしてみてください。動きとしては、テークバックで右ヒジを曲げて、ダウンスイングでそれを伸ばすだけ。これも安定した動きになりやすいので、距離感が大きく狂うということはありません。ちなみにテークバックでの振り幅は、写真〔2〕くらいになるはずです。